こんにちは、広島パルコです。
インド北西に位置するグジャラート州。
砂漠も多く、糸も布も貴重なものであり、簡単に手に入るものではありません。
限られた材料を無駄なく利用し、生活に使うもの、身に着けるものと様々な形に変えていきます。
現在にも受け継がれている、手仕事の魅力を紹介するのがFound MUJIの新しい企画「グジャラート州の手仕事」です。
その中でも今回はコットンペーパーのお話しです。
インドのリサイクル紙は布を原料にしています。
服などを仕立てた際に余った端切れを細かく分解し、漉き直すと紙ができあがります。
数少ない資源を大切にして、捨てる部分をできるだけ少なくするというインドらしい作り方です。
右側のようなフワフワの繊維に戻し、紙にしていきます(写真3)
繊維が残っていて、素朴な風合いが印象的です。
一つ一つ表情が違っていておもしろいです。
他にも手刺し子、ミラーワーク、バンダニ(絞り染)、カディ(手紡ぎ、手織り)、天然染といった様々なアイテムが揃っています。
着古した布を補強するため、繋ぎ合わせてキルト(刺し子)に、割れてゴミになるガラスをミラーワークに、使えなくなった端切れ布を紙製品に。
モノを大事に長く使うというような考えは、無印良品の考え方にとても似ています。
手で一つ一つ作られた商品はとても魅力的です。
無印良品 広島パルコへお越しの際は、ぜひ手にとってご覧くださいませ.。
無印良品 広島パルコ
新館 8F無印良品
Found MUJI グジャラート州の手仕事|スタッフのおすすめ
19/08/16
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