三段峡から里山、そして広島市街へと続く太田川流域の保全活動をしながら、安芸太田町の方々と共に三段峡の魅力を発信し続けているさんけんさん。
そのさんけんさんと無印良品の第4回目となる共同イベントを開催いたしました。
今回のテーマは、『モチモチの木』。小学校の教科書にも今でも載っているこのお話、なつかしく感じる方も多いのではないでしょうか。
このお話の題材になっているモチモチの木、実は三段峡にあるんです!
そんなモチモチの木をテーマに三段峡を歩きました。
10月19日のイベントレポート【前編】です。
この日は朝から雨でしたが、イベント開始時間にはなんとか止みました~!
曇り空でしたが、雨上がりの三段峡、楽しみです!
ルーペと双眼鏡の使い方を教えてもらって早速スタート!
モチモチの木を目指して、前半はネイチャーランブリングをしながら進みます。
三段峡入口には、狼石という名の大きな石が。
石の横を通る時、「ゴーッ!」とスゴイ音がするんです。これは川の瀬が反響することで、狼の鳴き声の様に聞こえるんだそう。面白い!
小さな自然を観察しながら歩きます。三段峡ではたくさんの苔が見れるのも魅力のひとつ。
ルーペで覗くとミクロの世界!これには参加者の皆さまも感動している様子。
擦るとハーブのような匂いのする蛇苔や、
孔雀が羽を広げたみいな、クジャクゴケなどなど。
この日は雨上がりで、水滴でキラキラしていてより一層きれいでした!
さらに進むと板状節理(ばんじょうせつり)。溶岩の冷却面に沿ってヒビが入ったものなんだとか。迫力あります!みんなで双眼鏡で観察。
さらに進んだ所で、ありました!モチモチの木の題材となった、橡の木(とちのき)です。
どっしりした姿!枝がグネグネしていて、周りの木とは全然違います。確かに絵本で豆太が怖がっていたのが分かる気もしますね。
実はこの崖を登った所にはさらに大きな橡の木の巨木があるんですが、雨上がりということで残念ながら今回は断念。
その代わりに、橡の木の梺でみんなでコーヒーを飲みました。
さんけんの本宮さんが焙煎した三段峡のコーヒー、森の中で飲むおいしいコーヒーは格別でした!
近くを散策しながらのんびり休憩して、後半のモチモチの餅づくりへ続きます。
【後編】は明日お届けいたします!
無印良品 広島パルコ
新館 8F無印良品
「三段峡野外博物館に行こう」絵本と歩くモチモチの木に出合うツアー|イベントレポート【前編】
19/10/22
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