いよいよ夏も本番。毎日暑い日が続くからこそ、お家では心地よく、すっきりと暮らしたい。
ならばまず身の回りを整えるところから始めたいですよね。
今回は、そんな今読みたい、MUJI BOOKSに入荷したばかりの新刊をご紹介いたします。
『水谷妙子の片づく家〜余計なことは何ひとつしていません。』
出版社:主婦と生活社 著者:水谷 妙子 税込 1,430円
著者の水谷妙子さん。
実は元無印良品の商品開発担当者。
お子さま3人との家族5人暮らしの水谷さんのお家のリビングやキッチン、子供部屋、洗面所などの収納術が掲載されています。
オシャレな収納を本やネットでみつけて、自分なりにきれいに片づけてみる。
でも何だか使いにくい・・・。
そんな経験はありませんか?
家族がラクに暮らせる心得を紹介したこちら。
タイトルにあるように大切なのは“余計なことはしない”ことだそう。
ページをめくると並ぶ言葉は「片づいた雰囲気に頼らない」「隠さない」「フタをしない」「並べない」など。
今まで片づけでやっていたことと真逆、という方も少なくないのでは?
例えば、フタは衛生的に保ちたい時やホコリを防ぎたい時にすればいいし、分けたり並べたりすると、逆に使いにくくなる場合もある。
おもちゃはフタをせず、投げ込めるようにすれば子どもも迷わないですよね。
読んでいると、片づけるときに余計なことをしていたことに気づかされます。
何だか固定概念が覆された感じ。
いくら見た目が何となくすっきりしていても、自分や家族が使いにくかったり、何がどこにあるか分からなければ意味がない。
使いやすく、片付けやすく、効率的。
この「余計なことをしない」片づけ方法なら家族が誰も迷わず、すっきりきれいな収納を維持できそう。
片づけだけではなく、もちろん収納用品においても「余計なことはしない」ものが良い。
その点で「見た目も機能もシンプルな無印良品は優秀」と水谷さん。
無印良品の商品もたくさん使いながら片づけのコツを紹介されていて、実際働いている私から見ても「こんな使い方があったのか」と驚かされるものも。
水谷さんが無印良品のものづくりに生かしてきたデザインの知識や経験が詰まった一冊です。
まずは身近な所から。
この夏を、そしてこれからもお家で気持ちよく過ごすために、この本を手に身の回りの整理をしてみませんか?
ご紹介した本は、7階Open MUJIスペース『生 じっせん暮らし』の棚にございます。
ぜひお手に取ってご覧ください。
無印良品 広島パルコ
新館 8F無印良品
“余計なこと”をしないこと。|MUJI BOOKS
20/08/17
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