こんにちは。いつもつぶやいている店長です。
ひさしぶりにつぶやかせていただこうかと思います。
まだまだ『新型コロナウイルス感染症』の影響が席巻している世の中です。
そんな状況下において、店長としてお客様の安全安心・感染リスクを考える中で、地域の役に立つことについて、何ができるんだろう、何をすべきなのだろう、と悩んだりします。
先日、そのような悩みを抱えながら安芸太田町の三段峡で活動をされている『さんけん』さんと『井仁の棚田』のおじいちゃん達『いにぴちゅ会』の元を訪れました。
今後に向けた活動のお話しをするためです。
なかなかお会いできない中で、どんなお話ができるのか少し不安でしたが、
みなさんと再会するや否や「みなさんお元気でしたか?」「お変わりないですか?」「最近はどんな感じだったんですか?」など笑顔で挨拶から始まりました。
しばらく離れていた実家に帰ってきたような感覚です。ほっとしました。
安芸太田町の方々にお話を聞いていくと、やはりコロナ感染症の影響は色濃く出ていて、なかなか思い描いているような活動ができていない、できない、という状況だそうです。
ですが、とにかくみなさん明るい!とっても元気です。
しかもこの状況を上手に消化して、新しい取り組みを考えていたりします。
例えば、コロナ禍で話題になってきている『ワーケーション』『マイクロツーリズム』について安芸太田町バージョンをご提案いただいたりしています。
また、いまあるものの再活用として『道の駅の改善』なども動き始めています。
「こういう状況だからしょうがないよねー。」「いつかトンネルをぬけることを信じてやるしかないよねー。」ということでした。
本当にたくましい。尊敬です。
井仁の棚田のおじいちゃんたちは言います。
「いまは田んぼとお客様とのつながりを途絶えさせないことが大切なんじゃけ。」
「こんな状況じゃけどわしらは元気よ、来年また田んぼで会いましょう ということをあんたら(無印良品)はお客様に伝え続けんといけんのよ」と。
本当におっしゃる通り。こころ強いお言葉です。
10月に無印良品のスタッフのみですが、稲刈りに井仁の棚田へ行こうと思っています。
その様子はまたこのおたよりでお伝えさせていただきます。
私たちも新型コロナ感染症が広がる前には当たり前にできていたことが、なかなか難しくなる中でも、アプリを通じてイベントでご一緒した皆様のご紹介や、地元の商店の方々のご紹介ができたり、ずっと取り組みをさせていただいているリノベクラブの各社様としっかりお話するができたりと、少しづつ活動ができてきています。
そして、そこから新しい視点が産まれていって、自分たちの次の取り組みが見えてきたりもしています。
似島のみかんを今年も売りたいな、イベントで使われて捨てられてしまうだけのお花をみなさんにおすそ分けしたいな、とか。そんな情報も、これからみなさまにお伝えしていきたいと思います。
このような世の中の状況の中でも、地域のみなさんにたくさんのことを教えていただきながら、広島パルコは進みつづけていこうと思います。
地域の方々と共に栄えていけるような、地域の感じよい暮らしについて発信していけるような、そんな地域の役に立つお店を頼れるお店の仲間たちと共に創っていきたいと思います。
一歩でも前に、未来に少しでも明るい光が見えている限り。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
無印良品 広島パルコ
新館 8F無印良品
歩みをとめないということ|店長のつぶやき
20/09/05
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