無印良品が誕生して、今年で40周年となります。
これに際して、新しい書籍が発売されました。
『MUJI BOOK2』
発行:株式会社良品計画 編集・デザイン:原 研哉、関 拓弥、神田 彩子 税込 5,500円
無印良品誕生から30年を迎えた2010年に刊行された『MUJI BOOK』、その続編ができました。
10年前に刊行された『MUJI BOOK』は、30年間の歴史やアーカイブをはじめ、商品開発の背景や無印良品のアドバイザリーボードやクリエイティブ界の著名人のエッセイや対談などを収録し、無印良品のこれまでとこれからを伝える内容でした。
『MUJI BOOK2』で描かれるのはその後の10年の無印良品です。
この10年で社会は大きく変動すると共に、無印良品も新しく多くの試みを行ってきました。それらを豊富なビジュアルと共に振り返っています。
包装の見直しもしました。
脱プラスチックの取り組みで新パッケージになり、フックやサイズシールも紙素材に。
マイバッグの種類も豊富になりました。
泊まりながら無印良品を楽しんでもらえるMUJI HOTELも誕生。
2004年から販売の始まった「家」は、新しく生まれ続けています。
「気に入った場所で暮らす」ための小屋も作りました。
都市と地方のくらしを繋げる地域活性化の活動も。
千葉県の天水棚田を都市に住む人たちと保全する活動「鴨川里山トラスト」も始まりました。この取り組みは今、全国に広がっています。
そして、長年愛された「無印良品 有楽町」が2018年に閉店。
銀座へ大引越。旗艦店として「無印良品 銀座」が銀座の並木通りに開業したのも記憶に新しい大きな出来事でした。
これらは、この10年の中のほんの一部。
こうして少し振り返ってみただけでも、この10年に様々な視点からくらしをみつめ、多様な試みを行ってきたかが分かります。
また、30の識者の方々からの寄稿文も掲載。
無印良品のアドバイザリーボードの面々を始め、デザイナーの皆川明さん、詩人の谷川俊太郎さん、映画監督の河瀬直美さん他、たくさんの素晴らしい方々の名前が連なります。
この著名な方々も、それぞれの形で無印良品と繋がりがあったり、綴られる言葉には無印良品への想いや期待が感じられたりなど、とても読み応えのある内容です。
このずっしりと重量感のある本には、これまでの無印良品と、これからもみなさまに寄り添いくらしの一部であり続けたいという未来への願いが詰まっています。
『MUJI BOOK2』は、ただ今MUJI BOOKS店舗とネットストアで販売中。
広島パルコでは7階Open MUJIスペースの「無印良品の本」の棚に並んでいます。
ぜひこの本から、私たちのくらしと共にある無印良品を感じてみてください。
無印良品 広島パルコ
新館 8F無印良品
『MUJI BOOK2』発売になりました。|MUJI BOOKS
20/12/04
5