こんにちは。MUJI BOKS広島パルコです。
今年もあと少し。今年は帰省せずお家で過ごすという方も多いかと思います。
ゆったり過ごせるこんな時間、活字を楽しんでみませんか。
今回は年末年始のおうち時間にぜひ読んでいただきたい『文鳥文庫』シリーズのご紹介です。
『文鳥文庫〈第一弾〉 日本文学8名作』
『文鳥文庫〈第二弾〉 ふたり』
『文鳥文庫〈第三段〉 謎』
出版社:文鳥社 税込 1,320円 (写真②)
短編だけど名作と言われる文学作品はたくさんあります。
例えば、太宰治の「走れメロス」、三島由紀夫の「雨のなかの噴水」、芥川龍之介の「藪の中」。
タイトルは聞いたことあっても、実はちゃんと読んだことがなかったり、昔教科書で読んだきり、という方も少なくないのでは。
そんな短編作品を、文鳥のように小さく可愛らしい冊子にしてまとめたのが『文鳥文庫』です。
ケース自体には「第〇弾」とは書かれておらず、文鳥の絵の数で表しているというのがまたいい。
こちらは一話ずつ封筒に入っており、取り出してみるとこのように一枚の紙でページが繋がっています。(写真③④)
長くても16ページほどしかない短編作品たち。
あっという間に読めてしまうので、普段あまり本を読まない方でも読みやすい。
他には見ないおもしろい形の本なので、本好きの方にもおすすめ。
『文鳥文庫〈第四弾〉 果実』
出版社:文鳥社 税込 1,100円 (写真⑤)
こちらの第四弾のテーマは「果実」。芥川龍之介の「蜜柑」、川端康成の「ざくろ」他、どれも果実にまつわります。この装画は今井麗さん。一話ごとに違う絵が描かれていてとても贅沢です。
年末年始のおうち時間は、文鳥文庫でちょっと変わった読書を楽しんでみませんか。
ちなみに、今日はクリスマス。
第一弾に収録の大宰治「メリイクリスマス」。
一部タイトルは一話ごとでも販売しています。
『メリイクリスマス』
出版社:文鳥社 著者:太宰 治 税込 165円
それではみなさま、すてきなクリスマスを。
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冬休みの読書のススメ|MUJI BOOKS
20/12/25
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