こんにちは。MUJI BOOKS 広島パルコです。
皆さまは、編み物をされたことはありますか。
私は最後まで編みきれる自信がなくて、編み物は子どもの頃にほんの少し編んだことがあるくらい。
そんな方でも「ちょっと挑戦してみようかな」と思わせてくれる本をご紹介いたします。
『働くセーター』
出版社:文化出版局 著者:HOLY’S 保里 尚美 税込 1,760円
広島で活動されている編み物作家、HOLY’S 保里尚美さんの著書がMUJI BOOKSにも入荷しました。
保里さんは、MUJI BOOKS 広島パルコのオープン時に、地元の方に選書いただく『本人(ほんびと)』という企画にご参加いただいたこともあり、とてもお世話になっています。
先日当店にお越しいただき、『働くセーター』のPOPを書いていただきました。(写真②)
保里さんがこの日着ていらっしゃるのも「働くセーター」です。
とっても素敵ですよね。(写真③)
保里さんの作品は全てシェットランドヤーンというイギリス・シェットランド諸島で作られた毛糸で編まれています。
この毛糸はとても自然な風合いとしなやかさが魅力。
もちろんこの働くセーターも。
セーター、カーディガン、ベストなど、本当に着る人にしっくり、ぴったり馴染んでいます。
「着る人の日々に寄り添い、体の一部になるセーター」を作りたかったと保里さんは言われます。
写真を見ていても本当にそう感じました。
あたたかくて動きやすい。
汗をかけば逃がしてくれる。
だから、働くセーターはまさに日常的に着るにふさわしい仕事着と言えるのです。
そんなセーター、すごく着てみたいけど「自分でセーターを編むなんて」とすごくハードルが高く感じてしまいますよね。
でも「働くセーターは初心者でも編めますよ」と保里さん。
一つの編み方を繰り返していくだけなので、構造はとてもシンプルなんだそう。
まずはボタンなどのないセーターからだと始めやすいそうですよ。
セーターのような大物を編んだことのない方でも、毎日時間をかければ2週間かからないくらいで編めるとのこと。
保里さんは10日くらいあれば編めると仰っていました。
そんな保里さんの言葉に、当店のスタッフも「編んでみたくなった」と興味津々でした。
ちなみにこの本では、広島で働く素敵な方々がモデルとして働くセーターを着用されています。
保里さんの身近な方々ばかりとのことでしたが、当店でもイベントでよくお世話になっているMOUNT COFFEEの山本さんや、READANDEATの清政さんなどの顔ぶれも。
広島の人は、きっと見ていてうれしくなるような面々です。
『働くセーター』は、2月のMUJI BOOKSの特集「くらしを温める」の中でご紹介しています。7階Open MUJIにて展開中です。
くらしを温める
毎日とても寒く、自宅で過ごす時間も多くなっている今。
無心で編み物をするのもなんだかいい。
皆さまもこの本をお手本に、働くセーターを編んでみませんか。
ぜひ店頭でお手に取ってご覧ください。
無印良品 広島パルコ
新館 8F無印良品
「働くセーター」|MUJI BOOKS
21/02/12
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