こんにちは、広島パルコのやさい担当です。
いよいよ24日(月)から甘夏と青梅の販売がスタートします。
無農薬の甘夏は1つ230円、同じく無農薬の青梅は200gで300円。
少量でお求めやすくしました。
各回の仕入れは数量限定ですが、6月中旬まで販売を予定しています。
甘夏はシロップや甘夏ピール作り、青梅は梅サワーや梅干し作りなど、おうち時間を楽しむお手伝いができればと思っております。
今回のおたよりでは、烏山農園のおかあさんから教えてもらった甘夏ピールのレシピを紹介します。
ところでみなさん、甘夏の皮にある、黒い斑点、なんだかご存知ですか?
わたしは全く知らず、烏山農園のおとうさんに教えてもらいました。
野菜や果物は外敵であるカビ菌の攻撃から身を守るために、サルベストロールという成分を作り出し、その侵入を防いでいます。
黒い斑点はカビ菌と戦った証なんだそうです。
農薬が散布されて病原菌やカビの寄りつかない農作物の中では、サルベストロールはほとんど作られません。
烏山農園の甘夏は無農薬で自然栽培されているので沢山の斑点があるんだそうです。
そんな興味深い話をたくさん聞かせていただきました。
レモンも同様ですね。烏山農園さんのレモンは黒い斑点がたくさん。
わたしたちは、野菜や果物を買うときに、見た目がきれいなものを選んで購入したりしますが、生産者さんのお話を聞くと考えさせられることがたくさんありました。
おとうさんは勉強家でたくさんの本を読まれていました。
わたしもおとうさんに紹介された本を読んでみたりして、サルベストロールがたっぷりの甘夏の皮もしっかり食べたいなぁ、と思った次第です。
お話を伺いながらいただいた甘夏ピール、とっても美味しかったです。
【烏山母さんの甘夏ピール】
甘夏の皮150g(約2個分)
グラニュー糖150g
(無印良品 本和香糖でも作れました)
甘夏のしぼり汁1個分
仕上げ用のグラニュー糖 適宜
1.剥いた皮を5㎜幅に切る(白いワタがついたままでOK)※皮の重さをはかりメモしておく
2.皮をたっぷりの水で15分ほど茹でる。一度ザルにあげる。もう一度15分茹でザルにあげる。
3.ワタを下にして鍋に入れていき、半量のグラニュー糖を入れ弱火で加熱する。
4.ふつふつと溶けてきたら残りのグラニュー糖と果汁を入れて、皮が透明になりトロリとするまで煮込む。
5.煮込んだ皮を網の上に並べて一日乾かす。仕上げ用のグラニュー糖をまぶして出来上がり。
ジッパー付きポリ袋に入れて、冷凍保存もできますので、長く楽しめますね。
おとうさんは、なんと冷凍した甘夏をすりおろして、お味噌汁やコーヒーにも入れて食べているそうです。
生活の中でたくさんの柑橘類を摂ってるから、こんなにお元気なんでしょうか。
次のおたよりは、青梅のご紹介をします。
無印良品 広島パルコ
新館 8F無印良品
烏山母さんの甘夏レシピ 甘夏ピール編
21/05/22
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