こんにちは。
広島パルコのやさい担当です。
ただいま7階の食品売場では、
広島のおいしいお米を販売しています。
今回のおたよりでご紹介するのは
世羅町ノーエンジンデン じんでん米 2合 390円
白米です。
まず、店頭でひときわ目を引く黒いラベル。
お米に黒いラベルとは常識破りですが、このパッケージには、生産者さんの思いが込められています。
生産者さんのおばあさんが生きた戦争の時代には、食べることが争いの原因となることもありました。そんな時代を経て、今の時代では、食べること=喜び=おもてなしとなっています。
代々お米づくりを続けていらっしゃる生産者さんは、先代までの思いも踏まえて、食べることの喜びを伝えたいという思いをラベルのデザインに込めているそうです。
じんでん米は、古くから「神の田」と呼ばれる世羅の田んぼでつくられています。
昼夜の寒暖差が大きく、おいしい米づくりに適した天候の地、文字通り神々が愛した田で丹精につくられています。
そんな米づくりに歴史のある土地ではありますが、近隣の米づくりの担い手は70代にさしかかり、高年齢化がすすみ、米づくりを続けるのが難しくなった田んぼをお願いされて借りることも多くなっているそうです。
7月頭に圃場を見学したときには、青々としていた稲穂ですが、先週送っていただいた写真では、稲穂が金色に色づいて、9月はじめには稲刈り予定とか。
雨が続いた時期もあり心配していたのですが、むしろ恵みの雨だったとのこと。
やはり神様に守られている田んぼだけあるとびっくりしました。
保管庫の中は年間通して、お米の保存にちょうど良い12度で保管されています。
よりおいしい状態で召し上がっていただけるように、出荷の直前に精米されます。
大きな精米機から、きらきらとした白いお米が音をたてて出てくるのは、心躍る光景です。
じんでん米は食味分析コンクールでおいしさのおすみつき。
「冷めてもおいしい、冷めても甘い」お米なんです。
こんなにふんわりとした炊きあがり。
むずかしいことは言わずに、ごはんそのもののおいしさを味わいたくなるお米です。
無印良品 広島パルコ
新館 8F無印良品
じんでん米
21/08/29
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