バーガー文化の伝道師
ハンバーガーには、低価格で手軽に食べられるファストフードの領域と、しっかりとこだわりの詰まった「ごちそう」の領域の二つの分野が存在する。前者の方は言うまでもないが、後者の方は、バンズ(パン)やパティ(お肉)、ソースといった構成要素の相性、食感、味にとことんこだわった、いわゆる「グルメバーガー」と称されるものだ。
本格的なグルメバーガーを出す店は全国的に見て近年かなり増えたが、広島ではまだまだ多いとは言えない状況。袋町小学校のほど近くにある『H’s Burger stand & Bar(エイチズバーガースタンド アンド バー)』は、そんな広島にもっとグルメバーガーの文化を広めたいと、2020年2月にオープンした。
広島出身の店主、原田さんは、グルメバーガーの名店、東京は代官山の『SASA』でみっちり修行した。「グルメバーガーの美味しさ、奥深さを知り、修行しながら片っ端から東京のバーガー店を食べ歩いて研究に研究を重ねました。いつか地元である広島にバーガー店を開き、グルメバーガーの文化を広めたいと思っていました。広島の街でお好み焼きと同じように当たり前においしいハンバーガーをみんなが楽しめるようになるといいですね。」とにこやかに語る原田さん。バーガーLOVEな僕らとしては、この心意気はもう、あなたのことをバーガー文化の伝道師と称えたい。
ちなみにH’sの「H」には、Hamburger(ハンバーガー文化)・Healthy(健康的)・Happy(幸せ)・Hospitality(まごころ)・Home(家庭的)・History(人々の記憶に残る)という6つの「H」にまつわるテーマへの、肉汁溢れる熱い想いが込められているのだ。
そんなH’s Burgerのハンバーガーの最大のこだわりは、ぶつ切り肉が緩やかにつながったような肉々しさ満点のジューシーなパティと、その相性を追求したオリジナルバンズ。これにレタス・トマト・レリッシュ・グリルドオニオンが入ったものが基本型となり、これに加えて様々なトッピングやアレンジをされたメニューが並ぶ。ちなみに筆者は、マイルドにとろけるデンマーク産のマリボーチーズとマッシュルームの芳香がたまらなく相性の良い「マリボーマッシュルームバーガー」(上の写真)の虜である。
いつも月替りのマンスリーバーガーとして舞茸パルメザンバーガーやアップルシナモンバーガーなど、日夜クリエイティブなメニューを生み出しているH’s Burgerが、このCHRISTMAS ズキューンMARKETでしか買えないスペシャルな限定メニューを用意してくれたらしい。その名も「メープルカシューナッツ&モッツァレラチーズバーガー(グロゼイユのせ)」! さぁ、バーガーの無限の可能性をご体感あれ。
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- 広島市中区袋町4-1 袋町産業ビル 1F
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